モネロ(XMR)

モネロ(Monero:XMR)はプライバシーが守られたアルトコイン

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(出典:モネロ公式サイト)

(出典:モネロ公式ページ)

時価総額が高いアルトコインであるモネロ(Monero:XMR)。

名前を聞いたことくらいはあるのではないでしょうか?

しかし、具体的にモネロがどのようなアルトコインであるかはまだ浸透していません。この記事ではモネロの特徴をまとめつつ、モネロの将来性を説明します。

モネロ(Monero:XMR)とは

モネロ(Monero)はアルトコイン市場において、匿名性の最も高い暗号通貨(Cryptocurrency)のひとつです。

厳密に言えば、モネロはブロックチェーン(Blockchain)技術を導入したP2P(Peer to Peer、ピア・ツー・ピア)タイプの送金ネットワークを指します。

このネットワーク上で用いるトークン(Token)の単位が「XMR」です。

モネロはMonero Projectが開発し、2014年に公開になりました。

匿名性の高いアルトコインの先駆けであるバイトコイン(Bytecoin)が採用したCryptoNoteアルゴリズムを参考にしています。

リング署名(Ring Signature)を用い、高い匿名性を得るCryptoNoteアルゴリズム。

このアルゴリズムはNicolas van Saberhagen氏により公開されました。

氏は従来の銀行と比較して「アルトコインの取引はプライバシーと匿名性が大事である」と主張しています。

上記を踏まえつつ、モネロの特徴をまとめると以下のとおりです。

ポイント

・取引の追跡が不可能(プライバシー対策)

・取引承認がスピーディー

アルトコイン市場でみるモネロ、XMRは時価総額が高いことでも有名です。

その規模は時価総額のトップ10にも名前を見せるほどです。

現段階の発行枚数はまだ少ない部類であるため、値動きが大きいことが特徴的でしょう。

モネロのチャート・値動き

モネロのチャートを見てみましょう。

値動きを見ると、基本的に公開後から上昇を続けていることがわかります。

2015年にアルトコイン市場に上場直後は上昇するもののいったん下落。

2016年後半は、匿名性の高いアルトコインに注目が集まり上昇傾向。

2017年はアルトコイン全般が注目され、一気に急上昇。

2017年の頭までに保有した人の中には、100倍前後の利益を手にする人もいました。

特に2017年の年末にはビットコインの暴騰にあわせて更なる急上昇を果たしています。

2018年には市場全体の下落にあわせて落ち着いた数値を取り戻しました。

値動きからは、匿名性の高いアルトコインには大きな需要があることが考えられます。

その必要性により、今後もモネロは注目を集めるでしょう。

一方で、モネロの値動きは激しくなる可能性があります。2018年4月30日ごろにハードフォークを予定しているからです。

しかし、このハードフォークは詐欺(スキャム)疑惑もありますので、注視が必要です。

ハードフォーク自体は改善を目指して多くのアルトコインで行われますが、それをどう受け取るかは市場に参加している投資家たちです。

これからハードフォークをするモネロ、あるいはハードフォーク後のモネロをどう評価するかはまだ不透明なことが多いです。

モネロのここがスゴイ!

モネロの他のアルトコインには見られない特徴をまとめます。

取引の追跡ができずプライバシーが守られる

(出典:モネロ公式サイト)

(出典:モネロ公式ページ)

モネロは匿名性が高く、誰が誰に送金したのかわかりません。これは暗号通貨の先駆け的存在であるビットコインとは大きく異なります。

ビットコインはトレーサビリティに優れるという特徴があります。

ビットコインは送金した人等の取引データがブロックチェーン上にすべて記録されるため、仮に不正に盗まれたとしても盗まれたビットコインがどこにいったかの流れは一目瞭然です。

また、ビットコインの取引記録はアドレスによって管理されます。

取引内容がわかっても、アドレスと個人が結びつかなければ、特定されるようなことはありませんが、アドレスは不注意をはじめとして、特定される恐れがあることは否めません。

モネロはこの点における匿名性を高くしたアルトコインです。

この匿名性への寄与は前述のCryptoNoteアルゴリズムによるものが大きいです。

CryptoNoteアルゴリズムによるリング署名やステルスアドレス(Stealth Address)。

モネロはこれらによってアドレスの特定を防いでいます。

モネロの外部からも内部からも、送金者や受取人、そして送金額を見られることはありません。

モネロは匿名性の向上と個人情報の保護に力を入れていると考えて良いでしょう。

取引承認が早い

モネロは取引スピードが早いです。

暗号通貨全体で見たとき、ビットコインは取引承認にかかる時間が「中」位のスピードですが、このとき最低10分前後かかります。

これは、ブロックチェーン上に新しいブロックが生成され連結するまでの時間とほぼ一緒です。

一方で、取引承認までモネロは2分ほどです。

実はビットコインはブロックのサイズに制限(1MB)があります。

モネロにはこのようなサイズ制限はありません。

ビットコインは一定の時間内に扱える取引数に限界があります。一方、モネロは取引情報量が多くても対応可能です。

上記によって、モネロの取引承認スピードはビットコインの5倍ほど早くなります。

モネロの課題とリスク

今後のモネロの課題とリスクについてまとめます。

犯罪での利用

モネロは匿名性が高いがゆえに、犯罪に使われるリスクがあります。

実際に主要なダークウェブ(闇取引などに使われる匿名性の高いWebサイトの総称 )ではモネロによる取引の増加傾向が確認できています。

ダークウェブではよく、違法薬物の売買や、アルトコインを用いたマネーロンダリングが見受けられます。

ビットコインを用いていたダークウェブでは一斉検挙、崩壊の事例*例:有名なDark Webサイトであるシルクロード)があります。

そこで、匿名性の高いモネロが目をつけられたのです。

モネロそのものは犯罪とは何も関わりありませんが、悪用する人はどこにでもいるということでしょう。

モネロの匿名性の高さは重要ですが、多少の監視は必要になるかもしれません。

送金先の間違いに注意が必要

モネロは匿名性が高いがゆえに、一度送金先を間違えるとお金は戻ってきません。

一方で、取引所によりますが、トレーサビリティの高いビットコインであれば手元に戻ってくる可能性があります。

現段階ではこの程度ですが、匿名性がもたらすものは利便性だけではありません。

今は明らかになっていない不都合もいずれ見つかるかもしれません。

匿名性の利便性の影には、リスクが潜んでいることを忘れないことが大事です。

まとめ

モネロはビットコインとは違い、匿名性の高いアルトコインということで注目が集まっています。

実際に、モネロの値動きにも、匿名性への期待感が反映されている印象でした。

また、取引承認スピードもビットコインと比べて5倍くらいになっており、使用における利便性が向上しています。

匿名性が高く、プライバシーを強力に護れるモネロは、使いやすさとあわせて評価が高いです。

一方で、匿名性が高いことから犯罪に利用される可能性も高いです。違法売買やマネーロンダリングは実際に既に行われています。

期待値が大きいアルトコインであると同時に、利用するのであれば、きちんとその動きを監視しなければならないでしょう。

 

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